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症状に合わせて 休日・夜間における病院などの適正利用

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北海道岩見沢市

●救急医療でのコンビニはだめ
コンビニエンスストアって便利ですよね。皆さんもよく利用しているのではないでしょうか。そのコンビニですが、救急医療の現場でも、耳にする言葉になっています。「夜間のほうがすぐ診てもらえる」「昼間は仕事があるから」など、コンビニに行くような感覚で夜間や休日に受診する、いわゆる〝コンビニ受診〞が問題となっています。
●医師会の協力で
岩見沢市の休日・夜間を含めた救急医療体制は、岩見沢市医師会の協力のもと運営されており、急病の症状の程度に応じて医療機関の役割が分かれています。
軽症の患者があえて休日や夜間に重症患者用の救急外来を訪れると、緊急性の高い重症患者の治療に支障をきたすほか、救急医療を担う医師や医療スタッフの負担がますます重くなり、救急医療体制の維持が難しくなります。
●症状に応じて
コンビニ受診を控えることは、無理をして我慢をすることではありません。必要な人が必要な時に受診できるように、症状に応じて医療機関を使い分けようということです。
軽症の場合は、まず市販薬を服用するなど様子を見て、なるべく昼間の診療時間内に受診しましょう。容体が悪化するなど救急性がある場合は、無理をせず夜間急病センターや休日当番医で診てもらいましょう。
その際は、医療費が割増料金となります。
また、夜間急病センターは、応急処置程度の医療行為しか行えませんので、翌日かかりつけ医のいる病院などを受診しましょう。
●かかりつけ医をもとう
万が一急病になったときなどに、安心して救急医療が受けられるように、日ごろの病院などのかかり方を見直してみましょう。
かかりつけ医をもつことで、健康状態や生活環境などを把握してもらえます。その情報を1カ所で管理しておくことで二重の検査の防止になり、病歴や体質などの情報が管理されているため、適切な治療やアドバイスを受けることができます。病気の予防、早期発見、早期治療にもつながります。
また、必要に応じて専門医や適切な医療機関を紹介してくれます。かかりつけ医からの紹介で高度な医療を担当する病院を受診すると、よりスムーズな治療を受けることができます。

○かかりつけ医を選ぶときのポイント
・相性が合う、相談しやすい
・自宅や勤務先から近いこと
・分かりやすい説明をしてくれる

○北海道小児救急電話相談 #8000または011-232-1599(いーこきゅうきゅう)
相談時間:午後7時~翌朝午前8時(365日受付)
○救急医療情報案内センター0120-20-8699(ハローキュウキュウ)
相談時間:24時間対応
○岩見沢市夜間急病センター(10西3)TEL/25局3000
○休日当番医
折り込みの〝いきいきカレンダー〟参照
○北海道救急医療・広域災害情報システム
北海道の病院、診療所、小児科、休日・夜間当番医などの検索や救急対応、医療情報を見ることができます

問合せ:岩見沢保健センター(4西3 であえーる岩見沢3階) TEL/25局5540

       

岩見沢市発行の広報いわみざわです。市民の皆さんへ大切な情報をいち早くお届けします。 広報プラス ーわたしの岩見沢ー

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