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未来に続く公共交通 みんなの利用で支えよう 2

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北海道岩見沢市

●JR室蘭線利用実態調査から分かったこと
岩見沢市、栗山町、由仁町の3市町は、7月に連携してJR室蘭線の利用実態に関する調査を行いました。次の表は、岩見沢駅を発車する上り線と、到着する下り線の便別の乗降数を示したものです。朝の通勤・通学の時間帯と、夕方の帰宅の時間帯の利用が多く、それ以外の時間帯とで大きな差がみられます。

次に、調査を行った各駅の乗降客数は、岩見沢駅の利用が最も多く、次いで栗山駅や由仁駅、栗沢駅の利用が多くなっています。乗降客を年代別にみると、20歳代までの若い世代の利用が、全体の8割を超えており、特に利用者数の多い朝の下り便、夕方の上り便で、この傾向が強くなっています。
また、岩見沢駅を除く各駅で乗降客133人に対して行った聞き取り調査からは、JR室蘭線の主な利用客は、由仁町や栗山町、栗沢町地区から岩見沢市内の高校などへの通学を目的とした学生であることや、三川駅(由仁町)と追分駅(安平町)をまたいだ移動は極端に少ないことがわかりました。

●どうなる?どうする?私たちの室蘭線
昨年11 月に、JR北海道が10 路線13 線区、距離にして道内の鉄道の約半分にあたる1,237kmを〝当社単独では維持することが困難な線区〟として公表しました。
単独維持困難線区とは、JR北海道が、収益の悪化などにより今までのように維持していくことが難しいと位置付けた線区で、JR北海道からは、輸送密度が200 人未満の区間はバスなどへの転換、JR室蘭線を含む200 人以上2,000 人未満の区間は費用負担なども含めて鉄道を維持する仕組みを地域と相談したいという意向が示されています。
JR室蘭線が単独維持困難線区として公表されて以降、市は沿線自治体である栗山町、由仁町と〝地域にとって室蘭線は必要〟という共通認識を確認し、また、胆振管内の安平町や苫小牧市とも、北海道を通じて情報交換を行いながら、北海道の公共交通ネットワーク全体の中でのJR室蘭線の役割や、利用促進策などの話し合いを重ねています。

●JR室蘭線(沼ノ端~岩見沢)の概況
(駅数) 13 駅 (営業キロ数) 67.0km

●皆さんの声をお寄せください
今後、市は沿線自治体などと連携して、利用促進などの取り組みを進めていくこととしていますが、鉄路を〝残す〟ためには、特に沿線に暮らす皆さんのご理解とご協力が不可欠です。皆さんのJR室蘭線への想おもいや利用促進策など、ご意見をお寄せください。
提出方法:郵送、ファックス、E メールまたは持参(様式は問いません)
〒:068-8686 岩見沢市鳩が丘1 丁目1 番1 号 岩見沢市企画財政部企画室
【FAX】23 局9977
【E メール】train@i-hamanasu.jp

問合先:市企画室

       

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