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相談で支援

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北海道岩見沢市

入学後、子どもに関する相談は、担任教諭など学校が相談窓口の中心になります。でも、友達付き合いや学習の悩み、生活習慣の乱れなど、小学校、中学校と年齢が進むにつれて相談内容も複雑になり、時には、学校とは違ったアドバイスがほしいと思うことがあるかもしれません。そんな時は、〝教育支援センター〟に聞いてみてください。教育支援センターは、大学院教授や小児科医、社会福祉士、学校心理士、臨床心理士などが連携して、皆さんの相談にお応えします。
教育支援センターの長尾 孝男 さん(教育コーディネーター(学校心理士))と伊藤 忍 さん(スクールソーシャルワーカー(社会福祉士))に話を聞きました。
●どんな相談?
子どもや保護者、学校の先生といった教育にかかわっている全ての人を対象に、相談を受けています。一番多い相談は、発達障害、特別支援学級に関することです。増えているのが家庭問題で、虐待や貧困、そこから起きる子どもの問題行動など、福祉関係と連携する相談です。あとは、いじめや不登校に関することですね。
●幅広く専門家と連携
教育だけじゃなく、家庭問題も含めて、幅広い知識が必要で、学校が単独で動くと、なかなか関係機関と連携するのが難しいんですが、私たちが間に入ることによって、連携がスムーズに行えます。それぞれの専門の方だけだと、深くて狭いかもしれないですが、それが集まると全体が見えるんです。
●まずは相談
相談は、電話やEメール、学校からの連絡、直接来ていただいても構いません。私たちがまず相談を受けて、内容によって関係機関と連絡調整します。これまでの相談件数は、平成27年度で年間400件、平成28年度で年間800件なんですが、今年は、4月と5月で300件です。これは、教育支援センターが認知されてきたということと、それだけニーズがあるということだと思っています。
一番は、学校の先生が教育支援センターの使い方を分かってきたということです。先生からの相談も受けますが、先生から保護者に教育支援センターを紹介するという流れができてきたということ。件数は増えてきていますが、まだまだあると思っています。子どものことで困ったら、まずは、相談してほしいです。
小さなアドバイスかもしれないですけど、子どもにとっては大きなことなんです。

教育支援センター(4西3 であえーる岩見沢内)TEL 35 局5161 【E メール】 edushien@i-hamanasu.jp

       

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