皆さんは、〝COOL CHOICE(クールチョイス)〟という取り組みを知っていますか?
これは、国が掲げる2030年度の温室効果ガスの排出量を2013年度比で26%削減するという目標達成のため、省エネ機器に買い替えることやエコドライブを意識すること、クールビズやウォームビズなどによるライフスタイルの見直しなど、温暖化対策に役立つあらゆる〝賢い選択〟をしていこうという取り組みで、岩見沢市もこの〝COOL CHOICE〟を推進しています。
今月は、市民の皆さんにこれからの季節、特に実践してほしい二つの取り組みを紹介します。
●COOL CHOICEに賛同を!
この取り組みに賛同し、行動していただける方は、賛同用紙の提出をお願いします。
提出方法:市ホームページからダウンロードした賛同用紙に必要事項を記入し提出
提出・問合先:市環境保全課
○COOL CHOICEの詳細は、環境省のホームページをご覧ください
●電気の重要性を実感した日
9月6日未明に発生した北海道胆振東部地震。道内全域が停電となり、市内全域の停電解消まで2日以上の時間を要しました。停電解消後もしばらくの間、電力の安定供給のため、市民の皆さんには、積極的な節電に取り組んでいただき、また現在も、無理のない範囲での節電に取り組んでいただきありがとうございます。
地震による停電で、私たちが生活していくうえで、多くのことを電気に依存しているということを実感した方も多いのではないでしょうか。電気は無尽蔵に供給されるものではなく、その供給力には限りがあります。今回のような地震やその他の災害が無くても、電気の使用量が増え、電力需給量がひっ迫すると、大規模停電や計画停電になる可能性があります。
現在も皆さんに取り組んでいただいている〝無理のない範囲での節電〟ですが、ご家庭や事業所などで、まだできることはないかどうか、話し合ってみてはいかがでしょうか。
○省エネ・節電 家庭でできる、ひと工夫
北海道の冬は、暖房を使用したり、照明の使用時間が長くなったりすることで、たくさんのエネルギーを使用しています。そのため、冬の節電は夏の節電よりも省エネ効果や二酸化炭素の排出削減効果が高いと言われており、電気代の節約など家計にも地球にも優しい生活を送ることができます。
一人一人が無理のない省エネ・節電に取り組み、冬の生活をより快適に、温かく過ごしましょう。
取り組みポイント:
・暖房器具
室温設定を22度から20度にすると年間で灯油が約36ℓ、ガスで約31立方メートル節約
・照明器具
LED電球に取り換えると年間で約90kwh節約
・テレビ
画面の輝度を最大から最適(中間)にすると年間で約27kwh節約
・電気ポット
使わない時にプラグを抜くと年間で約107kwh節約
・自動車
発進時5秒間で20km程度の加速(ふんわりアクセル)を意識すると年間でガソリン約83ℓ節約
●WARMBIZ ウォームビズ
クールビズは知っているけど…。という方が多いのではないでしょうか。ウォームビズは、寒い季節でも暖房に頼りすぎないで快適に過ごそうという取り組みのことです。
寒い時でも、1枚多く着る、温かい物を飲むなど、ちょっとした工夫で、室温20度以下でも快適に過ごすことができます。地球温暖化対策のため、暖房に必要なエネルギー使用量を減らすことで、二酸化炭素の発生を削減し、地球に、そしてみんなに優しい冬にしましょう。
実施期間:11月1日(木)~平成31年3月31日(日)
○知っていますか?WARMSHAREウォームシェア
余分な暖房を止めて、みんなで1つの部屋・場所などに集まることで、エネルギーを節約するのがWARMSHARE。家族やご近所で集まれば、コミュニケーションを深めることもできます。
また、飲食店や温泉、公共施設などに出かけることで、全体のエネルギー使用量を抑えることができます。
取り組みポイント:
・いつもより1枚多く羽織るなど、重ね着をする
・マフラーやひざ掛けなどで、冷えやすい首まわりや足元を温める
・窓から太陽の温かさを取り入れる
・暖房時の室温を20度以下にする
・鍋や煮込み料理などで、体も室内も温かく
・根菜類やショウガなど、体を温める食材を選んで調理する
問合先:市環境保全課