冬の岩見沢市の生活と切っても切れないもの。それは〝雪〟です。
この雪と上手に付き合うためには、市民の皆さん一人一人がルールやマナーを守り、実践していただく必要があります。
今月号は、冬を安全で快適に過ごすことができるよう、市民の皆さんにご理解、ご協力いただきたいことなどをお知らせします。
●皆さんに守ってほしい
○自分で処理!置き雪
除雪作業は、長い距離を限られた時間の中で、効率よく作業しなければなりません。そのため、車道の両側へのかき分け除雪を行っていますが、どうしても皆さんの家の前に雪が残ってしまいます。
この残った雪は、皆さんで処理していただくようご協力をお願いします。
○ダメ!道路への雪出し
敷地内の雪は、敷地内で処理し、絶対に道路への雪出しはしないでください。
通行や除排雪作業の妨げになるだけでなく、除雪作業後には隣近所への置き雪が増えることにもつながり、大変迷惑です。
○厳禁!路上駐車
道路に駐車車両があると、除排雪作業ができません。緊急車両が通行できなくなり、近隣の皆さんの迷惑にもなりますので、路上駐車は絶対にしないでください。
○所有者の責任!屋根の雪
屋根から落ちた雪が道路に出てしまった場合は、建物所有者などの責任で処理してください。
○命の危機も!悪天候時の外出
悪天候時に外出すると、車が埋まったり、視界が悪くて動けなくなったりするなど、非常に危険です。
自分や家族の命を守るためにも、悪天候時は不要不急の外出を避け、天候の回復や道路状況の改善を確認してから行動してください。
◎国道・道道の除雪の問い合わせは
国道:北海道開発局札幌開発建設部 岩見沢道路事務所(日の出北2)
【電話】22局4000
道路緊急ダイヤル
#9910
道道:空知総合振興局札幌建設管理部 岩見沢出張所(上幌向南1-2)
【電話】26局3011
●なぜ?どうして?除排雪
毎年、市除排雪対策本部に、市民の皆さんから多くのご意見・ご質問が寄せられます。その中でもよくある質問などについて、お答えします。
○朝、道路に雪が積もっているのに、除雪しない時があるのはなぜ?
朝方に集中した降雪があり、午前7時までに作業を終えることができないと予想される時は、除雪車の出動を見送ることがあります。
その場合は、基本的に交通量の少ない深夜から作業を行います。
また、除雪をした後に大量の雪が降ると、除雪をしていないように見える場合もあります。
○隣近所に比べて、家の前に置いていく雪の量が多いんだけど
除雪作業を行う際、車や車庫、塀などが道路に近い場合、その破損を避けるため、除雪車の走行位置を調整しながら作業を行っています。
ですが、除雪車両は大きいため、細かい調整ができず、置き雪の量に差が出てしまうことがあります。
また、間口を広くあけている場合に、置き雪の量が多くなる傾向があります。
○昼間の排雪作業は、通行止めになって困ります
国道や道道は、交通量が少ない夜間・深夜に排雪作業をしていますが、市が行う市道の排雪作業は原則昼間に行います。
作業を行う市道は、住宅地が多く、排雪専用の雪堆積場も住宅地近郊にあり、その騒音に配慮するためです。また、少しでも多くのダンプトラックや人員を確保し、効率よく排雪を行うためでもあります。
排雪時は交通規制により、ご迷惑をおかけしますが、ご理解ください。
○なぜ同じ道路ばかり排雪するの?
排雪は、対象路線の中でも雪堆積場への運搬路やバス路線などの幹線道路を優先して行っているためです。職員が随時、道路状況・交通状況などを見回り、効率的な作業ができるよう取り組んでいます。
○家の前の道路が排雪されないのはなぜ?
市が行う排雪は、バス路線や主要幹線道路などを対象にしており、限られた予算の中で行うため、生活道路まで市が排雪することはできません。
生活道路の排雪は、地域自主排雪支援制度がありますので、町会・自治会などで、この制度の利用をご検討ください。
●活用しよう!地域自主排雪支援制度
町会・自治会が、自主的に地域内の生活道路の排雪を行う場合に、その費用の一部を支援します。
支援内容:次の除雪機械および人員の派遣とその費用
・大型ロータリー除雪車 1台
・除雪ドーザ 2台
・交通誘導警備員
なお、雪を運搬するためのダンプトラックに要する費用は、町会・自治会の負担となります。
利用方法など、詳しくはお問い合わせください。
問合先:市除排雪対策本部
「これまでの実績だと、1回の自主排雪に掛かる負担は、1世帯当たり2,000円から3,000円くらいなんだって」
問合先:市除排雪対策本部
【電話】22局8400