○つながる、サポートの輪
子どもの成長に伴って、家庭から保育施設、保育施設から学校など、関わる人や場所は変化していきます。家族や関わりのある人たちと、それぞれの環境での成長の積み重ねを共有することはとても大切です。
〝えみふるふぁいる〞を使うことで、医療や教育など、さまざまな専門分野の支援者が子どもの成長過程を詳しく知ることができます。子どもの環境の変化に左右されることなく、連携してきめ細やかな支援を行うことができます。
〝えみふるふぁいる〟は、親子を真ん中に、さまざまな人が一つのチームとなって、皆さんの子育てを応援するための鍵となります
○気軽に使える
何でも自由に記入したり綴ったりできる〝えみふるふぁいる〞ですが、「たくさん書いたり、たくさん綴ったりしないといけないのかな?」と気負う必要はありません。子どもが小児科を受診したときや、習い事を始めたときなど、何か〝新しいこと〞があったときに気軽にメモしてもらえると、それも大切な記録となります。
木下:例えば、時期ごとの子どもの写真や、保育施設の連絡帳などがポケットに入っていると助かります。使い方に困ったときはいつでも聞いてくださいね
○身近で便利な存在に
〝えみふるふぁいる〞は、皆さんに使い続けてもらうことが何より大切です。ファイルに綴られた記録は、将来子どもの成長を辿っていく手がかりとなります。手の届くところにファイルを置いて、楽しみながら使ってください。困りごとがあったときに、「〝えみふるふぁいる〞を持って相談してみよう」と思ってもらえるような便利なツールに成長していきます。
平野:現在、子育てをしているお父さん、お母さんにも〝えみふるふぁいる〟の作成に携わってもらいました
○9月の1歳6カ月児健診で〝えみふるふぁいる〟を受け取ったお母さんに話を聞きました
・今まで記録をつけていた、母子健康手帳の続きとして使えそうです。
学校の入学・卒業年月日を書けるのは、将来履歴書などを書くときに役立ちそうですね。上の子が幼稚園で作った作品などは家にあるファイルに入れていたので、〝えみふるふぁいる〟で子どもの記録をまとめておけるのはありがたいです。
・出産後は、スマートフォンのメモ機能で記録をつけていましたが、子どもの成長が速く、いろいろなことを書き残したくてもできないことがありました。
記入するのが大変だったり、時間がなかったりするときでも、記録をポケットなどに〝とりあえず入れておける〟というのは便利ですね。
平野:便利なものでも、楽しく使いやすいものでなければなかなか続けられません。〝えみふるふぁいる〟の使い方に決まりはないので、自由にカスタマイズしてもらえると嬉しいですね
木下:支援する側も、さまざまな場面で、〝えみふるふぁいる〟をもとにスムーズなやりとりができるようにファイルを活用していきます。私たちも「こんな情報が入っていたらいいな」と声かけをしていくことで、子育てに関わる人みんなで〝えみふるふぁいる〟を作っていきたいです
市は、さまざまな機関と協力し、皆さんの子育てを応援します。〝えみふるふぁいる〞が皆さんの子育ての強い味方になり、安心して楽しく子育てができるように、これからもサポートを続けていきます。
問合先:市教委子ども課子育て支援係(4西3 であえーる岩見沢4階)
【電話】35局5133