• 今日8/6
  • 明日8/5
文字サイズ

いちばん身近な相談相手3

3/31

北海道岩見沢市

●お母さんたちの心の支えに
主任児童委員 中川俊章さん

○きっかけ
前任の方が体調を崩されて、任期の途中だったんですが、平成8年に就任させていただきました。小学校のPTA会長や少年補導員をやっていたというのもあり、引き受けることになりました。

○きたむら親子ひろば
活動のメインは、親子ひろばですね。北村時代も〝らっこキッズクラブ〟という親子ひろばと同じような活動をしていました。きたむら親子ひろばの立ち上げのときは、何をどうすればいいのか分からないし、他の親子ひろばと同じくらいのものにしなければならないという想おもいもあって大変でしたね。いろいろな方の協力で、無事オープンできましたが、オープンの日のことはよく覚えています。

○活動内容
親子ひろばの活動は、地域によって違いますね。餅つきや七夕など、いろいろな行事をしている親子ひろばもあるようです。
きたむら親子ひろばの一番大きな行事はクリスマス会で、その準備はありますが、普段の活動は、11方面(北村)の民生委員が積極的に携わってくれるので、特に大変なことはないです。あとは、年に数回おもちゃの消毒をしています。
それと、小・中学校に訪問することもありますし、各行事の案内をいただいて参加させてもらっています。学校だよりを毎月いただいて、学校の運営計画や目標、現状の確認もしています。

○成長を感じて
小・中学校の入学式に行って、「親子ひろばに来ていた子だ、大きくなったな」と成長を感じることができるのは大きいです。親子ひろばを利用しているのは、1・2歳の子どもと親が多く、どれだけ子どもたちの記憶に残っているかは分かりませんが、心の隅にでも残っていれば、嬉しいですよね。

○効率よくPR
親子ひろばの雰囲気や様子が分かるような発信をしていきたいです。お知らせの紙はありますけど、なかなか伝わらないと思うんです。写真などを使った分かりやすい発信をしていきたいです。一度来てもらうと分かるんですけど、その一度目というのがなかなか難しくて、ホームページやSNSなどを使って、発信していかなければならないですね。もっと効率よくPRしていけば、参加する方も増えていくと思うので、そこが課題です。

○孤立させないために
親子ひろばの目的としては、親を孤立させないというのがあります。特に市外から転入してきた方だと、知り合いがいないというケースがありますから、親をサポートして、孤立させない。親の心を支えるということですね。親子ひろばに来て、相談して、ママ友を作ってもらって、安心してもらう。「私たちが子どもを見ているから、お母さんたちは交流してね」というのが、親子ひろばなので、気軽に利用してほしいです。

最近は、少子化や核家族化が進み、地域のつながりが薄くなってきています。高齢者や障がいのある方、子育てや介護をしている方などが、周りに相談できず孤立している人が多くいるかもしれません。そんな中で、民生委員の役割がとても重要となっています。
民生委員は、地域の皆さんの相談相手となり、行政や専門機関とのパイプ役となる、皆さんの一番身近な相談相手です。どんなことでも、お気軽にご相談ください。民生委員に相談したいけれど、連絡先が分からない場合は、お問い合わせください。

●親子ひろば一覧

※年度初め・夏季・冬季・年度末の休業日があります。詳しい開設日は、各親子ひろばにお問い合わせください。
開設時間:午前10時30分~正午
※きたむら親子ひろばは、午前10時から11時30分。

問合先:市教委子ども課

       

岩見沢市発行の広報いわみざわです。市民の皆さんへ大切な情報をいち早くお届けします。 広報プラス ーわたしの岩見沢ー

MENU