〝熱を出す〟〝吐く〟〝ゼーゼーする〟など、子どもは家族が驚くような症状を突然発症します。また、自分で症状をうまく伝えることができないため、判断に迷うことが多く、不安に感じることも多いと思います。
今月号は、すぐ病院へかかった方がよい子どもの症状の目安をお知らせします。
■[症状別]こんな時は、すぐ病院へ
□発熱
・生後3カ月未満の赤ちゃんで38℃以上の発熱がある
・冷やしたり、熱冷ましを使ってもグッタリして、顔色が悪い
・息づかいが荒く苦しそう
・何回も吐いたり、下痢(げり)をしたりしている
□腹痛
・何回も吐いたり、機嫌が悪く便に血が混じったりしている
・そけい部(股の付け根)が腫(は)れて痛がり、吐く
・右下腹部を痛がり、熱がある
・強い痛みがあり、便に血が混じっている
□じんましん
・咳(せき)やゼーゼーすることを伴い、瞼(まぶた)や唇(くちびる)などのはれが強い
・顔色が悪く、冷や汗なども伴う
・冷やしただけでは、かゆみが止まらない
□咳(せき)
・激しく咳(せ)き込み、何回も吐いて、飲んだり食べたりできない
・ゼーゼー、ヒューヒューと呼吸が苦しそうで、横になっていられない
・胸を痛がる
・声がかすれて、息苦しそう
・何かを飲み込んだ疑いがあり、咳(せき)込みが激しい
□吐く
・下痢(げり)、発熱があり、元気がない
・機嫌が悪く、便に血が混じっている
・高熱、頭痛を伴う
・意識がもうろうとしている
□ひきつけ
・初めてのひきつけ
・高熱を伴って長く続く
・数分で治まっても、またくり返す
・変なうわ言をいい、意識がはっきりしない
・頭部打撲の後
■夜間・休日の場合は救急医療機関へ
「救急医療機関は、岩見沢市医師会の協力により運営されています
症状に合わせた適正な利用をお願いします」
[夜間]夜間急病センター(10西3)
診療時間:午後6時~午前0時
【電話】25-3000
[休日]救急急病当番医
※毎月の当番医は、折り込みのいきいきカレンダーをご覧ください。
■救急医療機関に駆け込む前に
[北海道小児救急電話相談窓口]
相談時間:午後7時~翌朝午前8時
【電話】#8000
または
【電話】011-232-1599
問合先:健康づくり推進課(4西3であえーる岩見沢3階)
【電話】25-5540