■〝フレイル〟を防いで元気に
当てはまる項目にチェックしてみよう!
・6カ月間で2kg以上の体重減少がある
・ここ2週間、訳もなく疲れたような感じがする
・定期的な運動や体操をしていない
・利き手の握力が弱くなった
・歩くのが遅くなった
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チェックが3個以上の方はフレイル、1〜2個の方はフレイル予備軍の可能性があります。
●フレイルって?
▽年齢とともに、心身、筋力、認知機能などが衰え、生活や健康に支障を来す状態です
フレイルが続くと、介護が必要になるリスクが高まります。しかし、フレイルの兆候に早く気付き、早めに対策を行うことで、健康な状態まで回復できる可能性があります。健康で楽しい生活を長く続けるために、今からできることを始めましょう。
●フレイルを防ぐために
▽〝体の健康〟と〝心の健康〟の両方が大切です
栄養:年齢とともに、タンパク質を筋肉に変える力が衰えてきます肉や魚などを積極的に食べましょう
BMI(肥満度を表す体格指数)を算出してみましょう。
体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)
痩せ:18.4以下標準:18.5~24.9肥満:25以上
BMI20未満の方は低栄養の可能性があります。バランス良く食べて、栄養をしっかり摂(と)ることが大切です。
体力:筋肉は何歳になっても鍛えることができます。筋トレとウォーキングの両方を継続しましょう
筋力トレーニングは、がんや亡くなるリスクを約30%下げると言われています。つま先やかかとの上げ下げやスクワットなど、無理のない運動から始めて、週2回以上は運動する習慣を付けましょう。
社会参加:外に出るのが億劫(おっくう)になってきたら注意!地域の活動もフレイル予防です
家に閉じこもっていると、歩行への支障や認知機能が低下する可能性が3~4倍となり、介護、死亡のリスクが2倍になると言われています。1日に1回は外出して人と会話を楽しみ、趣味などの自分に合った活動を探してみましょう。
▽次の食材を満遍なく食べましょう
卵・緑黄色野菜・果物・乳製品・肉類・海藻・芋・油脂・大豆製品・魚介類
早歩きなど、軽く汗をかくくらいの運動を1日7分半(約5,000歩)行うことがフレイル予防になると言われています。
頑張りすぎず、自分が楽しめることを続けましょう。
健康づくりの教室に参加し、フレイルを予防・改善しましょう!詳しくは情報ひろばの健康のページをご覧ください。
問合先:市健康づくり推進課(4西3であえーる岩見沢3階)
【電話】25局5540