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特集 誰もが希望を持って成長できるように1

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北海道岩見沢市

市は、子どもと子育てを支援するために必要な事業を定めた〝岩見沢市子ども・子育てプラン〟に基づき、保育事業やさまざまな子育て支援に取り組んできました。
その実績を踏まえ、市民の皆さんの意見を取り入れながら、子どもや保護者を取り巻く状況の変化や児童虐待の防止、子どもの貧困対策に対応した、〝第2期岩見沢市子ども・子育てプラン(以下「第2期プラン」)〟を策定しました。
今月号は、第2期プランの概要を紹介します。

■76.1MHz
市職員が出演して説明します
5月8日(金)午後5時40分

・第2期プランの詳しい内容は、市ホームページからご覧になれます

基本理念:人の絆で紡ぐ 笑顔の輪
子どもが笑顔でいると、さまざまな年代、立場の人が、幸せな気持ちになって笑顔になれます。子どもを真ん中にした笑顔の輪は絆を深め、みんなの幸せを紡いでいきます。その実現のために、6つの基本目標を定めました。
基本目標:

■変化するニーズに対応
□進行する少子化の中で
令和2年度から6年度までに、0歳から17歳までの児童人口は、約1千人減少する見込みです。
しかし、子どもの数は減っても、子どもたちが幼稚園や保育所で楽しく豊かな体験ができるよう、幼児教育と保育を守っていかなければなりません。

□乳幼児保育ニーズの高まり
結婚・出産後も夫婦ともに仕事を続ける世帯が増え、0歳から2歳児の保育所利用のニーズが高くなっています。
そこで、0歳から2歳児が利用できる小規模保育所を拡充し、安心して子どもを預けることができる環境を整えます。

□幼児教育と保育の人材を確保
当面は増加が見込まれる乳幼児の利用に応えた人材の確保と育成が必要です。
そこで、今年度から、幼稚園、保育所などと協力し、人材の確保に取り組むことを通して、幼児教育と保育の質の向上を目指します。

■安全・安心を守る
□子育ては地域のみんなで
子育ては、家庭だけで担うものではなく、友人や知人、地域と関わりながら行うことが重要です。
地域全体で子育てに取り組むためには、私たち一人一人が、子ども・子育てに対する関心や理解を深める必要があります。
市は、子育て家庭の孤立を防ぎ、交流や仲間づくりを行うために、子育て総合支援センターや児童館を活用した地域親子ひろばなどの子育て支援事業を実施しています。
こうした取り組みには、民生委員・児童委員、保健推進員、読み聞かせボランティアなど、地域で活動する皆さんの協力が欠かせません。
第2期プランでは、子育てを地域で支え合える関係づくりをこれまで以上に大切にしていきます。

□虐待を見逃さない
児童相談所や子育て総合支援センターに寄せられる、児童虐待の相談件数は増加しています。その多くは、保護者間のDV(ドメスティック・バイオレンス)を目撃することによる心理的虐待です。
児童虐待を未然に防ぎ、子どもからの小さなサインを見逃さないため、オレンジリボンキャンペーンの啓発活動、相談窓口の周知を行います。

□オレンジリボンキャンペーン
〝子ども虐待のない社会の実現〟を目指す市民運動のこと。
オレンジリボンは、そのシンボルマークで、オレンジ色は子どもたちの明るい未来を表す。

■皆さんへお願い
「虐待かな?」と思っても、関係機関に連絡することには、ためらいが生じるものですが、気になることがあったときは、迷わず相談してください。
また、保護者と話す上で大切なのは、「何があったんですか?教えてください」と、事実を中立の立場で聞くことです。
保護者が大変な思いをしていたら、それに共感し、ねぎらいの気持ちを伝えることも虐待の防止につながります。

相談窓口:子育て総合支援センター(4西3であえーる岩見沢3階)
【電話】22局3337

問合先:市教委子ども課子育て支援係(4西3であえーる岩見沢4階)
【電話】35局5133

       

岩見沢市発行の広報いわみざわです。市民の皆さんへ大切な情報をいち早くお届けします。 広報プラス ーわたしの岩見沢ー

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