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新たな時代を見据えて(2)

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北海道岩見沢市

■重点分野の取り組みの一部を紹介します
◆防災・防犯・地域コミュニティ
地域で支え合う安全・安心なまち

◇災害に備えた対策
防災対策事業:3,138万円
防災訓練や出前講座、自主防災組織への支援を通して地域防災による防災・減災を推進するほか、災害時における速やかな情報発信を行い、避難所生活や被災者の速やかな生活再建に向けた取り組みを進めます。

◇冬の暮らしの安全・安心の確保
除排雪事業、高齢者・障がい者の冬のくらし支援事業:15億3,416万円
道路除排雪に加え、町会・自治会などが行う除雪ボランティアへの支援、高齢者世帯などの雪下ろしや間口除雪、定期排雪の費用の助成など、冬の暮らしの安全・安心の確保を図ります。

◆健康・福祉・医療
みんなが健康で元気に暮らせるまち

◇健康経営都市の推進
健康経営都市推進事業:2,515万円
健康予報システムの拡充やげんき発見ドックの実施のほか、COI-NEXT(※1)による〝こころとカラダのライフデザイン〟に関する研究開発に取り組み、すべての市民が他者(ひと)とともに自分らしく生きる社会の実現を目指します。

◇新型コロナウイルスの感染対策
新型コロナウイルス感染症予防事業:2,500万円
抗菌・抗ウイルスコーティング剤などによる公共施設の衛生管理、ホームページやSNSなどのさまざまなツールによる啓発・注意喚起など、感染症の拡大防止に向けた取り組みを進めます。

◆産業経済・交流
活力と賑(にぎ)わいに満ちた魅力あふれるまち

◇持続可能な農業環境を推進(新規)
農業DX推進事業:2,300万円
データ活用・分析による科学的根拠に基づいた土づくりとスマート農業との連動を図り、仲卸業者・小売企業や消費者ニーズに即した農産物生産による農業所得の向上を図ります。

◇地域資源を用いた新たなエネルギーの創出(新規)
地域イノベーション推進事業:1,272万円
産学官連携のもと、温泉附随ガスや自然エネルギーなどを用いた地産地消型エネルギーシステムの実証など、新たな社会環境形成に取り組みます。

◆子ども・子育て・教育・文化
豊かな心と生きる力をはぐくむまち

◇子育て世帯へのサポート(拡充)
子ども・子育て支援事業:1,419万円
産前産後ヘルパーや子育て短期支援事業、ファミリー・サポート・センター事業の対象を病児・病後児までに拡大するほか、ヤングケアラー(※2)に対する支援や相談体制の強化を図ります。

◇ICT教育の推進
ICT教育推進事業(GIGAスクール関連):9,292万円
タブレットによるオンライン授業や検索学習、アプリを使ったまとめ学習などを行い、タブレットを活用した学習活動や授業づくりに向けた教員の研修を行います。

◆都市基盤・環境
自然と調和した快適で暮らしやすいまち

◇安全で安心して楽しめる公園づくり(拡充)
ばらのまちづくり推進事業・公園造成事業:1億1,536万円
いわみざわ公園バラ園にミックスボーダーガーデンや東山公園にジョギングコースを整備するなど、子どもから高齢者まで楽しめる公園づくりを進めます。

◇カーボンニュートラル(※3)に向けた取組み(拡充)
環境対策事業:3,031万円
カーボンニュートラルの実現に向け、地球温暖化の原因とされている温室効果ガスを抑制するため、太陽光発電の導入目標量などを調査・検討し、持続可能な脱炭素型地域づくりを進めます。

◆市民参画・行財政運営
市民とともに創る持続可能で自立したまち

◇タイムリーな情報発信(拡充)
広報活動事業:7,225万円
広報いわみざわや地デジ広報、コミュニティFM、街頭放送、ホームページ、SNSなど、発信する情報に適した手段で、効果的に情報を届けます。

◇効率的・効果的な行政サービスの提供(新規)(拡充)
窓口スマート化推進事業、スマート・デジタル自治体推進事業:4,499万円
行政手続きや窓口対応のスマート化(※4)による行政サービスの高度化など、市民サービスの向上や業務環境の改善・効率化を進めます。

□用語解説
(※1)COI-NEXT
持続可能な社会に向けた、大学や企業、自治体によるプロジェクト
(※2)ヤングケアラー
本来大人が担うと想定されている家事や家族の世話などを日常的に行っている子ども
(※3)カーボンニュートラル
温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させること
(※4)スマート化
情報システムや各種装置に高度な情報処理能力や管理・制御能力を持たせること

令和4年度の予算は、選択と集中の視点に立ち、必要な事務事業の新設、既存の事務事業の見直しや再構築を行い、第2期総合戦略に基づく事業展開など、市民生活の質や地域活力をさらに高める取り組みに予算を重点的に配分しました。
その結果、一般会計の総額は484億円、前年度比8.2パーセントの減、特別会計と企業会計を合わせた全会計の総額は904億8千600万円、前年度比5.1パーセントの減となりました。
また、総合戦略に関する予算は、30事業、6億6千60万円を計上しました。
厳しい財政環境の中、財政調整基金から13億9千万円を繰り入れますが、持続可能な自立した行財政基盤の確立に十分留意し、重点的に取り組む分野をはじめ、施策全般にわたり的確に対応する予算を編成しました。
詳しい内容は市ホームページ、市議会公式YouTubeをご覧ください
・市議会の様子…YouTubeで
・市政方針
・予算概要・重点分野の取り組み…市ホームページで

市は、〝人と緑とまちがつながりともに育み未来をつくる健康経営都市〟の実現に向けて、重点分野として定めた6項目を柱に、総合計画や総合戦略などに基づく施策を着実に推進し、持続可能で自立した地域経営の確立を目指して取り組みを進めます。

問合先:企画室
【電話】35-4834

       

岩見沢市発行の広報いわみざわです。市民の皆さんへ大切な情報をいち早くお届けします。 広報プラス ーわたしの岩見沢ー

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