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市政施行80周年飛躍の年に

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北海道岩見沢市

新年あけましておめでとうございます市民の皆さまにおかれましては輝かしい新春をお迎えのこととお慶び申し上げます

■昨年を振り返って
新型コロナウイルス感染症は流行の波を繰り返しながら、いまだ収束の兆しを見せず、原油価格や物価の高騰は、私たちの生活にも影を落としました。
そのような中ではありますが、3年ぶりに開催されたいわみざわ百餅祭りをはじめ、多くのイベントや地域活動が再開され、改めて人と人との交流の大切さを実感するとともに、まちに活気が戻りつつあることを、うれしく思っています。
今年の冬は、新型コロナと季節性インフルエンザの同時流行も懸念されています。引き続き、市民の皆さまの生命と健康を守ることを最優先に、必要な対策を講じてまいりますので、皆さまには、個人でできる基本的な感染対策の再徹底をお願いいたします。共にコロナ禍を乗り越えていきましょう。

■質の高い、きめ細かなサービスを提供
昨年1月、新庁舎の開庁とともに住民票などの証明書発行分野からスタートした〝書かない窓口〟は、転入や転出手続きにも拡充され、11月末からはキャッシュレス決済サービスが導入されるなど、窓口業務のスマート化は着実に前進しています。現在は、手続きを必要とする皆さまのニーズに応えられるよう、子育てや介護分野などにおける電子申請システムの構築を進めており、デジタル技術を活用しながら、市民の皆さまへの一層きめ細かなサービス提供に努めてまいります。
また、昨年は新病院の具体的な整備の方向性を示す〝岩見沢市新病院建設基本計画〟を策定しました。今後は、関係機関との協議・検討を重ねるほか、市民の皆さまの意見を伺いながら、南空知医療圏における地域センター病院として、質の高い急性期医療の提供を維持・強化すべく、令和10年春の開院を目指し、設計、建設工事へと事業を進めてまいります。

■持続可能な行財政運営のために
国は、デジタル技術を活用して地方活性化を目指す〝デジタル田園都市国家構想〟を新しい資本主義実現に向けた成長戦略の柱に位置付けています。市はこれまでも、ICT環境を生かしたスマート農業や、家族健康手帳アプリによる健康経営都市施策、遠隔医療などを先駆的に推進してきましたが、DX(デジタルトランスフォーメーション)の取り組みをさらに加速させ、市民の皆さまが利便性を実感できるような事業へと深化させてまいります。
さらに、市は地球温暖化対策に関する基本的な考え方などを示す〝岩見沢市地球温暖化防止実行計画「区域施策編」〟の策定を進めています。カーボンニュートラルの実現に向け、GX(グリーントランスフォーメーション)を推進し、環境・経済・社会の調和による持続可能なまちづくりを目指します。
また、これらの中長期的課題にもしっかりと対応し、将来にわたり必要とされる行政サービスを提供していくため、現在策定中の第5次となる〝岩見沢市行政改革大綱〟では、少子高齢化による産業構造の変化や多様化・複雑化する市民ニーズへの対応など、自治体運営がこれまで以上に厳しさを増す中にあっても、持続可能な行財政運営のために必要な取り組みを進めてまいります。

■まちの未来を考える節目の年に
本年は、岩見沢村設置から140年、市制施行80周年を迎えます。また、北海道教育大学岩見沢校も設置から100周年に当たるため、同校と連携した記念イベントを9月から10月にかけて行う予定です。さまざまな記念事業を通して、市民の皆さまと共に、地域の歴史と先人たちの功績を振り返り、まちの未来を考える節目の年としたいと思います。
結びに、本年が市民の皆さまにとって健康で希望に満ちた幸多き年となりますよう、心からお祈り申し上げ、新年のごあいさつといたします。
令和5年 元旦 岩見沢市長 松野哲

       

岩見沢市発行の広報いわみざわです。市民の皆さんへ大切な情報をいち早くお届けします。 広報プラス ーわたしの岩見沢ー

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