秋も深まり、皆さん読書の秋を楽しんでいますか。
特に子育て中の保護者の皆さんは、赤ちゃんに絵本の読み聞かせをしたり、子どもが興味を持ちそうな本を探したりと、季節に関係なく本と向き合う機会が多いのではないでしょうか。
しかし、どんな絵本を選べば良いか分からない、買った本に子どもが興味を示さないといったこともあるかと思います。
そんな時、皆さんの力となるのが図書館です。今月は、子どもと一緒に、一度といわず何度でも訪れてほしい図書館を取り上げます。
◎76.1MHz
市職員が出演して説明します
11月10日(金)午後5時40分
■市内の図書館
市内には図書館が全部で4館あり、いずれも絵本コーナーや児童書コーナーがありますので、子どもと一緒に気軽に行くことができます。
それぞれ特徴があり、雰囲気も違いますので、図書館巡りをしてお気に入りの図書館を探してみるのも良いかもしれません。
□児童書(絵本含む)の蔵書数(令和5年3月末現在)
■本を手に取ろう
本の魅力は〝出会い〟があることです。最近はスマートフォンやタブレット端末でいろいろな情報を入手することができますが、自分が知りたい、興味があるキーワードから検索するので、新たな出会いや意外な出会いはなかなかありません。
しかし本は、表紙やタイトルにひかれて手に持ち、読んでみたら想像と全く違う内容だったということも珍しくありません。そんな出会いが、自分に大きな影響を与えたり、子どもの興味・関心を引き出せたりすることがあります。
■いろいろな本を試せる
図書館であればその場で試しに読んでみて、少しでも興味がありそうな本は借りて、自宅でじっくりと読むことができます。自宅で読んでみて、やっぱりあまり興味が湧かない場合は、読むのを止めて次の本を読み始めることができます。
図書館は、宝物となる一冊が見つかるまで何度も試せる場所です。
図書館にはたくさんの子どもたちが来ます。ぐずったり、泣いたりしても大丈夫!安心して、気軽に来てね♪
図書館では、子どもが本に触れ、興味を持つきっかけとなるようなイベントなどを開催しています次のページで紹介しているので、子どもと一緒にぜひ参加してみてください
■子どもと一緒に参加してほしい図書館のイベントなど
各イベントの日程などは、広報いわみざわの情報ひろばや市立図書館ホームページでお知らせしています
◆絵本の読み聞かせ
市立図書館と来夢21図書館、北村学習交流館で絵本の読み聞かせを毎月行っています。
◇絵本の読み聞かせを行っているボランティアの方に話を聞いてみました
◎図書館大好きの会
代表 古関亮子さん
子どもも大人も、本の面白さを知って、本を大好きになってほしいと思います。
本が日常に当たり前にあり、子どもの心を育て、豊かにするような本との出会いをお手伝いしていきたいです。
◎めんこいしすたーず
代表 阿部琴子(ことこ)さん
子どもの喜んでいる姿や笑顔が私たちの力になっています。生後2カ月くらいの赤ちゃんでも聞いてくれているので、そんな様子を見られるととても嬉しいです。親子で一緒に、読み聞かせを楽しみに来てください。
□ベビカフェ
年3回開催し、3歳未満の子どもと保護者を対象に、絵本の紹介や読み聞かせ、育児・健康相談を行うことができます。
□ブックスタート
子どもの8・9か月健診時に、読み聞かせ体験とともに絵本をプレゼントしています。
□図書館シアター
子ども向けの映画などの上映会を市立図書館(毎月)と来夢21図書館(不定期)で開催しています。
□チャレンジしよう!読書ノート
小学生以上を対象に、読んだ本を記録する読書ノートを配布しています。
読書ノートは全7冊で、1冊目(レベル1)から7冊目(図書館マスター)まであり、1冊目から4冊目までは50冊、5冊目から7冊目までは100冊の本をそれぞれ記録できます。
読書ノートに本の記録をすべて書き終えると、記念のスタンプを押して、缶バッジと次のレベルの読書ノートがもらえます。
たくさん本を読んで、図書館マスターを目指そう!
市立図書館ホームページには、ひらがなで分かりやすい表現を使った〝こどもページ〟を用意しています。文字を読めるようになった子どもが、自分で図書館の利用方法を調べたり、本を探したりできます
■図書館豆知識
休館日には何をしているの?
図書館には決まった休館日があり、特別図書整理期間として約10日間の休館期間もあります。
この休館日や休館期間は、ただ休んでいるわけではありません。
利用者の居ない図書館の中では、職員が本や資料が無くなっていないか、本があるべき場所にあるか、汚れたり破れたりしていないかなどの確認をしているほか、本を並べ直して整理整頓を行うなどしています。
皆さんが気持ちよく図書館を利用するためには、休館日や休館期間がとても重要なんです。