近年、地球温暖化の進行に伴う気候変動により、これまで経験したことのないような猛暑や集中豪雨などの自然災害が、全国各地で発生しています。地球温暖化は、人間の活動によって二酸化炭素が大気中に多く排出されていることが主な原因とされており、このままでは21世紀末には平均気温が1.5度以上上昇するのは避けられないとされています。
市は、地球温暖化防止に向けて2月27日に、2050年までに二酸化炭素排出量の実質ゼロに取り組む〝ゼロカーボンシティ〟を表明し、地球温暖化対策を全市域で総合的かつ計画的に推進することを目的とした〝地球温暖化防止実行計画(区域施策編)〟を策定しました。
計画期間：2023年度から2030年度

■温室効果ガス排出量の削減目標
対象とする温室効果ガス：二酸化炭素、メタン、一酸化二窒素、代替フロン

◎カーボンニュートラル
温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させること

■取組方針
□地域特性を生かしたまちづくりの推進
ゼロエネルギー住宅(ZEH(ゼッチ))やゼロエネルギービル(ZEB(ゼブ))の普及推進、本市の基幹産業である農業分野におけるICTなどの利活用推進、地域資源を活用したエネルギーシステムの構築などに取り組みます。

□エネルギーの効率的活用の推進
太陽光発電の普及に向けた支援や制度の拡充などによる再生可能エネルギーの導入促進、省エネルギー化の推進、家庭や事務所における省エネ行動の促進などに取り組みます。

□循環型社会の形成
7Rの推進、化石燃料を主原料とするプラスチック使用製品廃棄物の分別回収の推進、日々大量に発生する食品ロスの削減などに取り組みます。

□環境保全と意識の啓発
COOL　CHOICEの推進、電気自動車や燃料電池自動車などへの買い替え促進などを通じた次世代自動車の普及促進、環境への負荷を考慮し最適な交通手段を選択するスマートムーブの推進、身近で体験的な機会を提供することによる環境教育・環境学習の充実などに取り組みます。

□森林保全と吸収源対策
森林整備と保全の推進、街路樹の適切な整備・更新や公園の維持管理に努めることによる都市緑化の推進などに取り組みます。
地球温暖化防止実行計画(区域施策編)は、市役所本庁、北村・栗沢両支所、幌向・朝日・美流渡・有明交流プラザの各サービスセンターまたは市ホームページでご覧いただけます
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問合先：環境保全課
【電話】35-4387