≪基本目標4≫
豊かな心と生きる力をはぐくむまち(子ども・子育て・教育・文化)
◇子ども・子育て支援の充実
結婚から妊娠・出産・子育てにいたる切れ目のない支援の充実を図るとともに、地域全体で子どもの健やかな成長や子育てを支えていくための総合的な環境整備を推進します。
◇学校教育の充実
知・徳・体のバランスのとれた「生きる力」を育み、郷土に誇りと愛着をもった子どもを育てるため、一人ひとりの個性を活かし、能力を伸ばす学校教育を推進するとともに、安心して学ぶことのできる指導体制や教育環境の充実に努めます。
◇生涯学習の振興と社会教育の充実
市民の誰もがそれぞれの関心に応じて自由に学ぶことができるよう、多様なニーズに対応した学習機会や情報の提供を行うとともに、生涯学習センターや図書館等の施設について、適切な維持管理と利便性の向上に努めます。
また、青少年の健全な成長を地域全体で支えるための環境づくりを推進します。
◇芸術文化・スポーツの振興
市民の芸術文化活動への支援や芸術文化に親しむ環境づくりに努めるとともに、文化財や郷土芸能の保存・継承と活用を通じ、郷土への理解と関心の醸成を図ります。
また、誰もが生涯にわたってスポーツに親しむことのできるよう、競技スポーツと生涯スポーツの推進を図ります。
さらに、北海道教育大学岩見沢校とも連携し、市民が「芸術文化・スポーツのまち」を実感することのできる取組みを推進します。
≪基本目標5≫
自然と調和した快適で暮らしやすいまち(都市基盤・環境)
◇魅力ある都市空間と快適な居住環境の形成
市民一人ひとりが安全で快適な生活を実感できるよう、利便性の高い市街地を形成することにより、まちの魅力や住みよさの向上を図ります。
また、市営住宅の維持管理や更新・長寿命化を計画的に進めるとともに、既存の住宅の耐震化や空き家対策への取組みを行い、快適な居住環境の形成を推進します。
◇快適な道路環境の確保
快適かつ安全に利用できる道路環境を確保するため、国・道とも連携し、都市の骨格となる幹線道路や市民の暮らしを支える生活道路の整備を計画的に進めるとともに、老朽化した道路・橋梁の長寿命化を図るなど、適正な維持管理に努めます。
◇公共交通の利便性の向上
市民生活や交流の基盤となる公共交通の確保と利便性の向上を図るため、地域住民や交通事業者、関係自治体との連携・協力のもと、利用者のニーズに即した路線バスの運行や新たな公共交通の導入などの取組みを進めることにより、総合的な公共交通体系を確立するとともに、住民意識の醸成と利用の促進に努めます。
◇上下水道の適正な運営
上水道においては安全で良質な水の安定供給、下水道においては居住環境の向上と公共用水域の水質保全の確保を基本とし、施設の更新・長寿命化を計画的に進めるとともに、効率的な維持管理を通じた健全経営の維持に努めます。
◇緑豊かなまちづくりの推進
地域の特性や市民のニーズに対応した公園・緑地の計画的かつ適正な維持管理に努めるとともに、市民や民間事業者との協働による緑の街並みづくりや保全活動を推進することにより、本市の特性を活かした緑あふれる都市空間の形成を図ります。
◇環境の保全と循環型社会の形成
環境保全に対する意識啓発や自然エネルギーの推進、ごみの発生の抑制と再使用の推進等の総合的な環境施策を推進することにより、市民と事業者、行政が一体となって、環境への負荷の少ない社会の構築を目指します。
◇地域情報化の推進
本市の特性である高度ICT基盤のもと、市民や企業のニーズを把握し、産業経済、教育、健康・医療・福祉、安心・安全等の様々な分野における地域課題の解決に向けた施策を展開することにより、地域経済の活性化と市民生活の質的向上を目指します。
≪基本目標6≫
市民とともに創る持続可能で自立したまち(市民参画・行財政運営)
◇開かれた市政の推進
市民主体による自主自立のまちづくりに向け、様々な媒体やメディアを活用した積極的な行政情報の発信に努めるとともに、市民が市政に対して意見・提言することのできる機会の充実を図ることにより、誰もが市政に参画できる環境づくりを推進します。
◇持続可能な行財政基盤の確立
施策・事務事業の不断の見直しを通じた経営資源の最適配分や財政の健全化、公共施設の適正配置、行政組織の再構築等の行財政改革の取組みをさらに進めることにより、持続可能な行財政基盤の確立を図ります。
今後10 年の岩見沢市のまちづくりの方向性を示すものです。住んでいる私たちにとって、とても重要なことですよね。たくさんのご意見・ご提案をお待ちしています
問合せ:市企画室