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総合計画はまちづくりの道しるべ2

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北海道岩見沢市

◆施策の大網

≪基本目標1≫
地域で支え合う安全・安心なまち(防災・防犯・地域コミュニティ)

◇地域防災力の向上
災害に強いまちづくりを推進するため、避難行動要支援者等に対する避難支援体制の構築や災害応急体制を強化するとともに、防災意識の高揚や地域内での体制づくりを通じて自助・共助・公助の精神を高め、地域防災力の向上を図ります。

◇総合的な雪対策の推進
冬期間の安全・安心な暮らしを確保するため、地域や事業者との連携・協働のもと、効率的な除排雪体制の構築や地域自主排雪に対する支援を行うとともに、高齢者世帯等の除雪弱者への支援など、地域のニーズに即した「総合的な雪対策」を推進します。

◇消防・救急体制の充実
市民の尊い生命や財産を守るため、関係機関・団体等とも連携し、火災予防対策を推進するとともに、消防力の強化と救急救命体制の充実を図ります。

◇安全・安心な生活環境の確保
市民が安心して暮らせる地域社会の実現に向け、関係機関や地域と連携して、防犯や交通安全に対する意識醸成を図るとともに、防犯活動や交通安全対策を推進します。また、消費者被害やトラブルを未然に防ぐとともに、消費生活の安定と向上を図るため、相談体制の強化や情報提供・啓発活動の充実に努めます。

◇地域コミュニティの活性化
市民の参画と協働のもと、市民が主体となって地域課題を解決するための取組みを支援することにより、地域コミュニティ機能の維持・向上と活性化を図ります。

◇男女共同参画社会の実現
男女が性別にかかわりなく社会のあらゆる分野に参画し、その個性と能力が十分発揮できる男女参画社会の実現に向け、普及・啓発や環境づくりを推進します

≪基本目標2≫
みんなが健康で元気に暮らせるまち(健康・福祉・医療)

◇健康づくりの推進
いつまでも健康で生きがいをもった生活を送ることができるよう、市民一人ひとりのライフステージに応じた主体的な健康づくりを支援するとともに、産学官が一体となって市民の健康を支える地域社会「健康コミュニティ」を推進します。

◇高齢者福祉の充実
高齢者が生きがいをもちながら、住み慣れた地域で安心して暮らしていくことができるよう、健康を維持し、自立した生活を送ることができる環境づくりを進めるとともに、就労や地域活動、趣味等を通じた積極的な社会参加の機会の拡充を図ります。

◇障がい者福祉の充実
ノーマライゼーションの理念のもと、障がいのある人も住み慣れた地域で安心して暮らすことができるよう、市民一人ひとりが障がいや障がいのある人に対する理解を深める中で、多様なニーズに対応した相談支援やサービス提供体制の充実を図るとともに、就労支援やスポーツ・芸術文化活動などの社会参加の支援に取り組みます。

◇地域福祉の推進
支え合いの精神に基づく地域福祉への意識醸成を図るとともに、担い手の育成や、福祉・保健・医療・介護・教育等の分野間の連携・協働による地域福祉を推進します。

◇社会保障制度の適正な運営
誰もが健康で安心して生活することができるよう、国民健康保険や後期高齢者医療制度、国民年金の健全かつ持続可能な運営と適正なサービスの提供に努めます。また、生活困窮者に対しては、生活保護制度の適正な運用を行うとともに、就労支援など自立に向けた相談・指導体制の充実を図ります。

◇地域医療体制の充実
南空知圏域全体において専門性の高い良質な医療を確保できるよう、病床機能の分化を図り、医療機関相互の役割分担と連携を促進することにより、医療ニーズに即し、地域で完結する医療提供体制の構築を目指すとともに、市立総合病院は、その中核的な役割を担う基幹病院として、高度医療等を提供する体制の充実に向けた取組みを推進します。
また、夜間や休日における急病患者に対する適切な医療の確保に努めます。

≪基本目標3≫
活力と賑わいに満ちた魅力あふれるまち(産業経済・交流)

◇農林業の振興
本市農業の持続的発展を目指し、農業経営の安定と農業所得の向上に向けた取組みや、担い手の育成・確保を進めるとともに、農業・農村の有する多面的機能の維持・発揮等を通じた農村地域の振興を推進します。
林業の振興にあっては、森林の有する多面的機能を維持・発揮させるよう、計画的な整備と保全に努めます。

◇商工業の振興と中心市街地の活性化
中小企業者による経営基盤の強化、人材育成、創業や新事業展開等に向けた取組みを関係機関とも連携して支援することにより、地域経済の活性化を図ります。
また、商業者や関係団体が行う集客・販売促進事業を支援するとともに、中心市街地の活性化に向けた賑わいの創出や都市機能の集積、居住者の誘導等を推進します。

◇新産業の創出と企業立地の推進
地域経済の活性化と魅力ある雇用の拡大を図るため、本市の強みである高度ICT基盤等の地域資源を最大限活用し、成長分野における新産業の創出や新分野進出に取り組むとともに、企業立地の推進と集積を図ります。

◇雇用の拡大と就業環境の充実
関係機関や事業者との連携により安定した雇用を確保するとともに、本市の有する高度ICT基盤も活用した企業誘致や新分野進出、創業支援等による新しい雇用の創出を図ります。また、若者や女性、高齢者、障がい者など働く意欲のあるすべての市民が安心して働くことができる就業環境の充実を目指します。

◇地域資源を活かした観光の振興
観光誘客の拡大による交流人口の増加や地域の活性化を図るため、関係団体や事業者、市民と行政が連携し、本市の持つ豊富な地域資源を発掘・活用するとともに、その魅力を広く国内外に情報発信することにより、何度でも訪れたくなるまちづくりを推進します。

◇移住・定住の促進
将来にわたって地域の活力を維持・発展させるため、市内在住者の定着と市外からの移住の促進に向けた住宅、就業、結婚、子育て等の多様な施策を展開するとともに、本市の魅力や優位性を効果的に発信するためのプロモーション戦略を推進します。

◇国際・地域間交流の推進
海外の姉妹都市との交流活動の推進を通じた国際感覚の醸成や異文化への理解の促進を図るとともに、市内在住の外国人や観光客が快適に過ごすことができるような共生のまちづくりを推進します。
また、国内の都市間交流を深め、地域間連携の強化や交流人口の増加を図ります。

 

→「総合計画はまちづくりの道しるべ3」へ続く

       

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