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成長し続けるまちへ(1)

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北海道岩見沢市

3月1日から市議会定例会が開かれ、松野市長が令和3年度の市政運営の基本姿勢となる市政方針を示しました。
その市政方針と総合計画に掲げた6つの重点分野を紹介します。

■令和3年度 市政方針と予算
予算総額:953億7,200万円
一般会計:527億円
特別会計:203億8,800万円
企業会計:222億8,400万円

■コロナ対応を最優先に
新型コロナウイルス感染症は、瞬く間に世界規模で拡大しました。日本でも昨年1月に最初の感染者が確認された後、4月には政府による緊急事態宣言が発出される事態となりました。その影響は私たちの生命や健康にとどまらず、日常生活や社会・経済活動、さらには人々の意識や価値観まで、あらゆる面で大きな変化をもたらしています。
これまで、新型コロナウイルス対策として、感染拡大防止に向けた注意喚起や6次にわたる緊急経済対策、生活に困窮している方への支援、医療提供体制の強化といった市独自の対策に全力で取り組んできました。
令和3年度も、収束への鍵とも期待されるワクチンの接種に向けて、医療機関などと連携し、迅速かつ円滑な実施に向けて準備を進めます。さらに、施策全般にわたり、国や北海道の動きも注視しながらスピード感を持って取り組みます。
令和4年1月の供用開始を予定している市役所新庁舎は、これまで以上に〝市民の役に立つ所〟となるよう、市民サービスの向上と業務の効率化を中心に、さまざまな角度から検討を重ねてきました。
市の組織も、これから地域が直面するさまざまな課題に的確に対応していくため、最少の人員で最大のパフォーマンスが発揮されることを念頭に、業務の集約化と効率化を図る再編を行います。
コロナ禍ということもあり、極めて不確実な時代ではありますが、当面の課題にしっかりと取り組むとともに、中長期的な視点を併せ持ちながら、〝オール岩見沢〟〝チーム岩見沢〟で未来を見据えた持続可能なまちづくりに全力で取り組みます。

■弛(たゆ)まぬ市役所改革
これからも徹底した現場主義のもと、市民の声を大切にした、市民本位の市政、開かれた市政の実現に努めます。
市政の根幹は〝人〟であると考えています。職員一人一人が、市民のために仕事をするという基本を改めて自覚し、自ら汗を流す意識を持ち、資質・能力を含めた総合的な職員力を高めていくことが大切です。そのためにも、私自身が先頭に立ち、市政のさらなるレベルアップを目指して、弛(たゆ)まぬ市役所改革に取り組んでいきます。

■一般会計予算の概要

◆歳入
◇地方交付税
国(国税など)からの交付金

◇市税
市民税、固定資産税など

◇国庫支出金
使い道を特定された国からの補助金など

◇市債
長期的な借入金

◆歳出
◇土木費
道路・公園・市営住宅の整備、除排雪など

◇総務費
住民票の発行などの一般的な事務

◇民生費
児童・高齢者・障がい者福祉、生活保護など

◇公債費
借入金の元金と利子の返済

◇教育費
小・中学校教育、生涯学習など

◇衛生費
ごみ処理、健康診断など

◇商工費
商工業の発展、観光の振興など

◇農林水産業費
農業・林業・畜産の振興など

◇議会費、労働費、消防費、予備費
議会運営、消防負担金など

■令和3年度予算
重点分野の取り組み

□防災・防犯・地域コミュニティ
地域で支え合う安全・安心なまち

□健康・福祉・医療
みんなが健康で元気に暮らせるまち

□産業経済・交流
活力と賑にぎわいに満ちた魅力あふれるまち

□子ども・子育て・教育・文化
豊かな心と生きる力をはぐくむまち

□都市基盤・環境
自然と調和した快適で暮らしやすいまち

□市民参画・行財政運営
市民とともに創る持続可能で自立したまち
・市民生活の質の向上
・地域経済の活性化
◎人と緑とまちがつながりともに育み未来をつくる健康経営都市

       

岩見沢市発行の広報いわみざわです。市民の皆さんへ大切な情報をいち早くお届けします。 広報プラス ーわたしの岩見沢ー

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