例年、この時期は積雪量が最も多くなり、春に向けて暖かくなるため、落氷雪による事故が起こりやすくなります。自宅はもちろん、外出の際にも注意が必要です。

■落氷雪事故を防ぐ
屋根に積もった雪は、気温がマイナス3℃以上のときに落ちやすくなります。屋根の雪が落ち、歩行者や車に損害を与えた場合は、建物の所有者が責任を負うことになります。
また、道路に落ちた雪をそのまま放置しておくと、道路交通法違反となり、交通事故や交通障害の原因にもなるため大変危険です。
落氷雪事故を防ぐために、日ごろから雪の処理をしましょう。

□落氷雪前は
・〝雪止め〟を設置している場合は、破損などがないか必ず点検・修繕する
・高所からの落氷雪は少量でも危険なので、屋根に積もる前に早めに処理する
・気温が上がる予報が出たときは、前もって屋根などの雪や氷、つららを落とす。作業を行う際は十分注意し、専用の雪庇(せっぴ)落としなどを使用する

□落氷雪後は
・落氷雪が起こったら、事故がないかすぐに確認し、通行に支障がないよう速やかに除雪する
・交通事故や交通障害を防ぐため、屋根からの落氷雪や敷地内の雪を道路に出さない

□外出時にも注意
・軒下では、絶対に子どもを遊ばせない
・軒下を通るときは、屋根からの落氷雪に注意する
・車を停める際は、軒下を避ける

■空き家の事故を防ぐ
空き家は、自宅と比べて雪の処理がおろそかになりがちです。
空き家の所有者は、落雪による事故や、道路に雪が落ちることのないよう、定期的に空き家の様子を確認し、雪下ろしをするなど適切な管理をお願いします。
雪が落ちた場合は放置せず、速やかに雪の処理を業者に依頼してください。

問合先：市民連携室市民連携係
【電話】35-4267

問合先：除排雪対策本部
【電話】22-8400