私たちの日常生活に欠かせない公共交通。通勤や通学、買い物など、さまざまな用途で活躍しています。
しかし、人口減少やマイカーの普及などで、利用者は年々減少しており、このままでは存続が困難な状況となっています。
今月号では〝暮らしの足〟である公共交通を守るため、私たちにできることを考えます。
■公共交通の現状
公共交通の利用者が減少し、収支が悪化したことで、交通事業者は路線短縮や減便などの効率化を図ってきました。また、国や道、市は、地域に欠かせない公共交通を守るため、公的負担を行っていますが、その負担額は増加してきています。
さらに、新型コロナウイルスの影響による外出自粛などで公共交通全体の利用者が大幅に減少しています。現在は、若干の回復傾向にありますが、コロナ禍以前の利用状況にはまだ戻っておらず、依然として厳しい状況が続いています。
路線バスやタクシー事業者の担い手不足も深刻な問題となっています。市内事業者でも路線バス運転手や整備士などを募集しています。詳しくは交通事業者にお問い合わせください
■公共交通を守るために
私たちの暮らしを支える公共交通をこれからも使い続けられるよう守っていくためには〝公共交通を利用する〟という具体的な行動が必要です。
交通事業者は、それぞれ車内の換気や消毒、抗ウイルスコーティングなど、感染対策に取り組んでいます。月に数回でも、電車やバス、タクシーを利用して出掛けるなど、できることから始めてみましょう。
□公共交通を利用しよう
買い物に
食事に
病院に
通勤・通学に
■公共交通にはこんなメリットが
便利で快適:
・時間に正確
・駐車場を探す必要がない
・移動中に読書や勉強ができる
歩く機会が増える:
・健康維持に
・新たなお店との出会いにつながる
2つの〝やさしい〟:
・マイカーから公共交通に変えると二酸化炭素の排出が削減でき〝環境にやさしい〟
・マイカーの維持費が不要になり〝家計にやさしい〟
この機会に、皆さんそれぞれに合った公共交通の使い方を考えてみませんか?みんなで乗って、公共交通を守りましょう!
■バス路線が変わります
中央バス岩見沢三川線(岩見沢ターミナル-三川駅通間)の由仁駅前から三川駅通の間が廃止され、10月1日(土)から岩見沢由仁線(岩見沢ターミナル-由仁駅前間)に変わります。詳しくは、北海道中央バス(株)岩見沢営業所(【電話】22-1519)にお問い合わせください。
■公共交通の利用促進に関する取り組みを紹介
□9月20日はバスの日バスの日特別企画バスの絵募集キャンペーン
岩見沢市地域公共交通活性化協議会で〝バスに関する絵〟を募集しています。応募作品は〝バスの日〟を含む前後1カ月程度、市内の路線バス車内に展示します。
バス車両、運転手さんやバスガイドさん、夏休みの楽しかったバス旅行など、バスにまつわる絵なら何でもOK!たくさんの楽しい絵でバス車内を飾りましょう。
対象:市内の小学校に通う児童
募集期限:9月9日(金)
絵のサイズ:B3判横(縦364mm×横515mm四つ切り画用紙サイズ)
提出方法:配布する画用紙または自分で用意した画用紙に作品を描き、キャンペーンチラシ裏面から切り取った応募票に必要事項を記入し、作品の裏面に貼り付けて提出
提出先:企画室、北村・栗沢両支所、幌向・朝日・美流渡・有明交流プラザの各サービスセンター
※キャンペーンチラシと画用紙は、提出先で配布しています。
◎岩見沢市地域公共交通活性化協議会は、交通事業者や関係機関などによって構成され、市内公共交通の持続性確保を目的に、利便性の向上などの協議を行っています。
□室蘭線で出かけよう!インスタお出かけコンテスト♪2022
JR室蘭線活性化連絡協議会※で、室蘭線(苫小牧-岩見沢間)を利用した楽しいお出掛けの様子をInstagramで募集しています。室蘭線に乗って、沿線のおいしい食べ物や素敵な風景などを探しに行きましょう。
募集期限:10月31日(月)
応募方法:JR室蘭線活性化連絡協議会公式Instagramアカウント(@muroransen)をフォローし、キャプション(説明文)欄に出掛けた時期や行程、室蘭線の利用方法、感想を記入、専用ハッシュタグ〝#室蘭線で出かけました〟と〝#室蘭線お出かけコンテスト2022〟を付けて投稿
応募条件:
・JR室蘭線(苫小牧-岩見沢間)を利用した画像または動画であること(複数の作品を組み合わせて投稿可能)
・JR室蘭線(苫小牧-岩見沢間)を利用したことが分かるよう〝駅名の書かれた看板〟または〝対象区間を含む切符〟を投稿に組み込むこと
※JR室蘭線活性化連絡協議会は、JR室蘭線沿線の5自治体(苫小牧市、安平町、由仁町、栗山町、岩見沢市)によって構成され、室蘭線の利用促進などの協議を行っています。
問合せ:企画室
【電話】35-4834