成人年齢が20歳から18歳に引き下げられ、アパートを借りることやクレジットカードを作ることなど、18歳でできることが増えました。それでも、20歳を迎えて10代から20代になることは、大人になる一つの節目として特別に感じるものではないでしょうか。
今月号は、今年度20歳を迎える方に夢や今後の抱負などを聞きました。
◎76.1MHz
市職員が出演して説明します
1月13日(金)午後5時40分
■令和5年岩見沢市二十歳のつどい
これまでの〝成人の日記念式典〟の名称を変更し、年度内に20歳に達する方を対象とした〝二十歳のつどい〟を開催します
開催日:1月8日(日)
時間:午後2時開場、2時30分開始
会場:まなみーる市民会館(9西4)
対象:平成14年4月2日から平成15年4月1日生まれで、岩見沢市に住民登録をしている方、岩見沢市にゆかりのある方
問合先:市教委生涯学習・文化・スポーツ振興課学習活動支援係
【電話】23-9236
■20年前の主な出来事
□日韓ワールドカップ開催
5月31日から6月30日まで、アジアで初となるサッカーワールドカップが日本と韓国で開催され、日本代表は初のベスト16進出を果たした。日本代表の活躍だけでなく、イングランド代表選手の髪型が流行するなど大きな盛り上がりを見せた。
□タマちゃん出現
8月7日、東京や神奈川を流れる多摩川にアザラシが出現し、大きな話題になった。〝タマちゃん〟と呼ばれたアザラシに大人から子どもまで多くの人が夢中になり、この年の流行語大賞を獲得した。
□室内公園色彩館オープン
12月27日、岩見沢の初夏の風景を一年中楽しめる室内公園がいわみざわ公園内にオープンした。市民から愛称を募集し、282件の応募の中から〝色彩館〟が選ばれた。オープンから20年たった今でも、市民の憩いの場として親しまれている。
■南坂優奈(みなみさかゆな)さん
市内から札幌市の大学に通っている南坂優奈さん。音楽が好きで小学生の時に始めたピアノは今でも続けているそうです
□これまでの思い出
高校生の時に所属していた硬式テニス部はとても厳しくて、大変なことが多くありました。でも、厳しかった分良い結果を残せ、根性も鍛えられて自信が付きました。部活の帰り道に友だちと飲食店に寄るのも楽しかったです。
□岩見沢の好きなところ
一番好きなところはジョインアライブを開催しているところです。音楽を聞くことが好きで、ライブに行くために勉強やアルバイトを頑張っています。また、札幌に通っていると、人の多さに疲れてしまうことがありますが、岩見沢はちょうどよいと感じます。
□将来の夢
休日に家族で出掛けたり、ゆっくり話したりする時間を大切にできる仕事に就きたいと考えています。母が公務員だったこともあり、中学生の時から公務員を目指しています。
□20代の過ごし方
まだ学生で、家族と暮らしているので20歳になる実感はありませんが、アルバイトが終わった夜に友だちとご飯を食べに行くなど、これまではできなかったことをしていると少し大人になったと感じます。
家族にはこれまで習い事をたくさんさせてもらったり、送り迎えを両親だけでなく祖父母や姉にもしてもらったりなど、たくさん手をかけてもらいました。これから大学を卒業して働いて、お世話になった人に恩返しをしていきたいと思っています。
■田中新之助(たなかしんのすけ)さん
高校を卒業後、消防士として働く田中新之助さん。夏はキャンプ、冬はスノーボードを趣味としているそうです
□今の仕事
主に消防車に乗り、火災の消火や救助活動を行っています。小学生の時から車が好きで、ミニカーでよく遊んでいました。その中でも、特に消防車が好きで消防士を目指しました。現場では、危険な場面や炎の恐ろしさを感じることもありますが、大好きな消防車に囲まれて生活するのは楽しいです。
昨年は、消防救助活動の技術を競う全道大会にも出場しました。次は全国大会にも出場できるよう、日々の訓練に励んでいます。
□岩見沢の好きなところ
幼い頃は雪が好きで、岩見沢はたくさん雪が降るのでかまくらを作ったり、そりで遊んだりしていました。今も冬にはスノーボードを楽しんでいます。除雪は大変ですが、筋力トレーニングになると思ってやっています。
□20代の過ごし方
20歳になる実感はあまりありませんが、大人の仲間入りをして、責任感はこれまでより強くなると思います。同級生はまだ学生が多く、話していると社会人の自分が大人に感じることもあります。
これからは、仕事でもプライベートでも安全で、健康に過ごしたいと思っています。家族にはたくさん迷惑を掛けてきたので、立派な消防士になって、助けになれたらと思います。
市内には、夢のために頑張っている若者がたくさんいます。市はこれからも、夢に向かって歩みを進める皆さんを応援しています
問合先:秘書課広報係
【電話】35-4793