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冬を快適に(1)

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北海道岩見沢市

スキーやスノーボードなど、ウインタースポーツが好きな方には待ちに待った季節がやってきます。しかし、毎日の雪かきや道路状況の悪化など、雪のない季節のような快適な生活は難しくなります。
今月号は、冬を安全で少しでも快適に過ごすために、皆さんにご理解、ご協力いただきたいことをお知らせします。

■守ってください!ルールとマナー
雪と上手に付き合うためには、皆さん一人一人が、ルールやマナーを守る必要があります。

□置き雪の処理は自分で
除雪作業は、長い距離を限られた時間で、効率よく行う必要があるため、道路の両側へかき分ける方法で行っています。そのため、どうしても家の前に置き雪が発生します。この置き雪は、皆さんで処理するようご協力をお願いします。

□道路へ雪を出さない
道路へ雪を出すと道路幅が狭くなり、交通障害や事故の原因になるため、絶対にしないでください。
特に、排雪後の広くなった道路に雪を出すと、道路がすぐに狭くなり、バスの遅延・運休が続くなど皆さんの生活に大きく影響します。
敷地内の雪は、敷地内に堆積するか、業者に依頼するなどして処理してください。

□路上駐車は絶対しない
道路に駐車車両があると、除排雪作業ができません。また、渋滞の原因になるだけでなく、救急車などの緊急車両の通行の妨げにもなり、近隣の皆さんの迷惑になります。路上駐車は絶対にやめてください。

□屋根雪の処理は所有者が
屋根の雪下ろしや屋根から落ちた雪が道路に出てしまった場合の処理は、建物の所有者などが責任をもって行ってください。

□悪天候の時は外出しない
悪天候時に外出をすると、車が雪に埋まったり、視界が悪くて動けなくなったりするなど、非常に危険です。
自分や家族を守るためにも、悪天候時は不要不急の外出をせず、天候の回復や道路状況の改善を確認してから行動してください。

■知ってください!除排雪のこと
毎年、除排雪対策本部に、市民の皆さんから多くの意見・質問が寄せられます。その中でもよくある質問などにお答えします。

□朝、雪が積もったのに道路の除雪がされていない
朝方に集中した降雪があり、午前7時までに作業を終えることができないと予想される際は、除雪車の出動を見送ることがあります。その場合、基本的に交通量の少ない深夜から作業を行います。
また、除雪をした後に大量の雪が降ると、除雪をしていないように見えることもあります。

□雪かきをした後に置き雪をしないでほしい
除雪作業は、限られた時間、除雪機械、人員で一晩かけて行います。そのため、午前2時頃に除雪する道路もあれば、午前6時頃になる道路もあります。「せっかく雪かきをしたのに雪を置いていかれた」ということがあると思いますが、各家庭の雪かきの状況に合わせることはできません。

■除排雪事業者は、こんなに大変!
除排雪作業には事業者の力が必要不可欠です。作業は昼夜問わず行われ、除排雪従事者は冬期間、気が休まる暇もなく過ごし、皆さんが安全に安心して冬を過ごすために尽力しています。
しかし、近年は除排雪従事者の担い手が不足しており、1人のオペレーター(除排雪機械の操縦者)に掛かる負担が増加しています。除排雪の仕事へのご理解をお願いします。

□ある除排雪事業者の1日

□隣近所に比べて、家の前に置いていく雪の量が多い
除雪作業を行う際、車や車庫、塀などが道路に近いと、その破損を避けるため除雪車の走行位置を調整しながら作業を行います。
しかし、除雪車両は大きいため、細かい調整ができず置き雪の量に差が出てしまうことがあります。
また、間口を広く空けていると、置き雪の量が多くなる傾向があります。

□雪が降っていないのに除雪が入る
雪が平らに踏み固まっている道路でも、車の往来や気温の変化で解けたり凍ったりを繰り返すうちに、凸凹(でこぼこ)や轍(わだち)になることがあります。そのような状態になった場合、路面を平らにするため雪を削り、道路脇に寄せる路面整正を行います。

□昼間の排雪作業は、通行止めになるので困る
国道や道道は、交通量の少ない夜間・深夜に排雪作業をしていますが、市で行う市道の排雪作業は原則昼間に行います。
市道は、住宅街が多く、排雪専用の雪堆積場も住宅地近郊にあり、その騒音に配慮するためです。また、少しでも多くのダンプトラックや人員を確保し、効率よく作業を行うためでもあります。
作業時は交通規制によりご迷惑をおかけしますが、ご理解ください。

□家の前の道路が排雪されない
市が行う排雪は、限られた予算の中で行うため、バス路線などの主要幹線道路を対象にしています。そのため、生活道路まで排雪することはできません。
生活道路の排雪は、地域自主排雪支援制度がありますので、町会・自治会などで、この制度の活用を検討してください。

□地域自主排雪支援制度
町会・自治会が、自主的に地域内の生活道路の排雪を行う場合に、次の除雪機械および人員を派遣します。
・大型ロータリー除雪車…1台
・除雪ドーザ…2台
・交通誘導警備員…3人
なお、雪を運搬するためのダンプトラックに要する費用は、町会・自治会の負担となります。利用方法など、詳しくはお問い合わせください。

問合先:除排雪対策本部

□高齢で除雪できる人がいない
自力で除排雪が困難な高齢者世帯などの日常生活の安全を確保するため、町会・自治会などの地域ボランティアによる除排雪支援活動を行っています。詳しくは岩見沢市社会福祉協議会(11西3【電話】22-2960)または高齢介護課高齢者支援グループ(【電話】35-4132)にお問い合わせください。

□除雪ボランティアに参加を
高齢者世帯などへの除雪支援を行う、除雪ボランティアを募集しています。冬期間の安全・安心な市民生活を確保するため、ボランティアの事前登録に皆さんのご協力をお願いします。
なお、活動内容など、詳しくは岩見沢市社会福祉協議会のホームページをご覧ください。
申込・問合先:岩見沢市社会福祉協議会(11西3)
【電話】22-2960

□屋根の雪下ろしをする事業者を知りたい
市は、事業者の斡旋(あっせん)を行っていないため、ご自身で事業者を探し、依頼する必要があります。作業を依頼する際は、事前に見積もりを取り、具体的な作業内容や料金体系、別料金発生の有無、作業が完了しなかった場合や自宅設備が破損した場合の対応などを確認しておくとトラブルを避けられます。
なお、市の冬のくらし支援事業に登録している事業者は、市ホームページで確認できます。
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