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まちの未来に向けて(2)

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北海道岩見沢市

■令和5年度予算 重点分野の取り組み
防災・防犯・地域コミュニティ 地域で支え合う安全・安心なまち
健康・福祉・医療 みんなが健康で元気に暮らせるまち
産業経済・交流 活力と賑にぎわいに満ちた魅力あふれるまち
子ども・子育て・教育・文化 豊かな心と生きる力をはぐくむまち
都市基盤・環境 自然と調和した快適で暮らしやすいまち
市民参画・行財政運営 市民とともに創る持続可能で自立したまち
・市民生活の質の向上
・地域経済の活性化
人と緑とまちがつながりともに育み未来をつくる健康経営都市

■重点分野の取り組みの一部を紹介します
□子ども・子育て・教育・文化 豊かな心と生きる力をはぐくむまち
◎子育てしやすいまちづくりの推進/新規・拡充
子どもの医療助成事業、出産・子育て応援事業2億1,318万円
子どもの医療費助成の対象を〝高校生等まで〟に拡充するほか、すべての妊婦・子育て世帯への伴走型相談支援と経済的支援を一体的に実施するなど、安心して子育てができるまちづくりを推進します。

◎学生と市民の交流機会の拡大/新規
教育大学連携事業、開庁140年・市制施行80周年記念事業1,216万円
〝北海道教育大学岩見沢校BOX(i-BOX)(※3)〟の運営をはじめ、美術展などへの協力や地域活動への学生参加を通じ、大学と市民との交流を推進します。また、開庁140年・市制施行80周年記念式典に併せて、大学との連携によるイベントを市内各所で開催します。

□都市基盤・環境 自然と調和した快適で暮らしやすいまち
◎カーボンニュートラル(※2)に向けた取り組み/拡充
環境対策事業1,140万円
2050年までに二酸化炭素の排出量を実質ゼロにする〝ゼロカーボンシティ〟を目指し、太陽光発電の促進など、地球温暖化防止実行計画(区域施策編)に基づき、脱炭素社会の実現に向けた取り組みを進めます。

◎安全で安心して楽しめる公園づくり/拡充
公園造成事業1億7,942万円
いわみざわ公園の散策路や展望広場の拡充、利根別自然公園とを結ぶ散策路を新設するほか、計画的に公園の施設を更新するなど、子どもから高齢者まで集い、楽しめる公園づくりを進めます。

□市民参画・行財政運営 市民とともに創る持続可能で自立したまち
◎タイムリーで効果的な情報発信
広報活動事業7,192万円
広報いわみざわや地デジ広報、デジタルサイネージ、コミュニティFM、街頭放送、ホームページ、SNSなど、発信する情報に適した手段で、効果的に情報を届けます。

◎効率的・効果的な行政サービスの提供/拡充
窓口スマート化推進事業、スマート・デジタル自治体推進事業2,146万円
行政手続きや窓口対応のスマート化(※4)による行政サービスの高度化など、市民サービスの向上や業務環境の改善・効率化を推進します。

□防災・防犯・地域コミュニティ 地域で支え合う安全・安心なまち
◎災害に備えた対策/拡充
防災対策事業3,158万円
防災訓練や出前講座、自主防災組織への支援を通して地域防災による防災・減災を推進するほか、災害時における速やかな情報発信を行い、避難所生活や被災者の速やかな生活再建に向けた取り組みを進めます。

◎冬の暮らしの安全・安心の確保
除排雪事業、高齢者・障がい者の冬のくらし支援事業17億3,996万円
道路除排雪に加え、町会・自治会などが行う除雪ボランティアへの支援、高齢者世帯などの雪下ろしや間口除雪、定期排雪の費用の助成など、冬の暮らしの安全・安心の確保を図ります。

□健康・福祉・医療 みんなが健康で元気に暮らせるまち
◎いつまでも健康で暮らせるように/補充
健康寿命延伸事業7,299万円
個人の健康づくりの活動にポイントを付与する〝健康ポイントアプリ〟の導入のほか、各種健康診査や健康教室、健康相談などを実施し、いつまでも健康で生きがいを持って暮らせるよう健康寿命の延伸に取り組みます。

◎障がいへの理解促進と差別の解消へ/拡充
共生のまちづくり推進事業1億5,890万円
バリアフリーの推進やアール・ブリュット(※1)作品の鑑賞機会の提供などを通じ、社会参加しやすい環境の整備と障がいへの理解促進、差別の解消などを図ります。

□産業経済・交流 活力と賑にぎわいに満ちた魅力あふれるまち
◎持続可能な農業の推進
新規就農・農業後継者育成支援事業5,505万円
新規就農に必要な農業知識や技術を習得する研修などのほか、経営の早期安定を支援することで、担い手の育成・確保を図り、基幹産業である農業の維持・発展に取り組みます。

◎地域資源を用いた新たなエネルギーの創出/拡充
地域イノベーション推進事業2,151万円
産学官連携のもと、温泉附随ガスや自然エネルギーなどを用いた〝地産地消型エネルギーシステム〟の実証など、新たな社会環境形成に取り組みます。

令和5年度の予算は〝選択と集中〟の視点に立ち、必要な事務事業の新設、既存事業の再構築を行い、事業間の相乗効果による好循環の拡大を図るとともに、子ども・子育て支援をはじめとした、地域の未来に資する事業に重点的に配分しました。
その結果、一般会計の総額は466億円、前年度比3.7パーセントの減、特別会計と企業会計を合わせた全会計の総額は890億5千300万円、前年度比1.6パーセントの減となりました。
また、総合戦略に関する予算は、33事業で6億7千964万円を計上しました。
厳しい財政環境の中、財政調整基金から9億8千万円を繰り入れますが、持続可能で自立した行財政基盤の確立に十分留意し、必要な施策全般にバランス良く予算を配分しました。
市は、〝人と緑とまちがつながりともに育み未来をつくる健康経営都市〟の実現に向けて、重点分野として定めた6項目を柱に、総合計画や総合戦略などに基づく施策を着実に推進し、持続可能で自立した地域経営の確立を目指して取り組みを進めます。

詳しい内容は市ホームページ、市議会公式YouTube をご覧ください
・市議会の様子…YouTube で
◎市ホームページで
・市政方針…ID:3439
・重点分野の取り組み …ID:3434

■用語解説
(※1)アール・ブリュット
美術教育を受けていない人などが、既成の表現法にとらわれず自由に制作した生きの芸術作品
(※2)カーボンニュートラル
温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させること
(※3)北海道教育大学岩見沢校BOX(i-BOX)
北海道教育大学岩見沢校と岩見沢市が連携して、有明交流プラザ内に開設した、市民と学生の芸術文化・スポーツの活動情報拠点
(※4)スマート化
情報システムや各種装置に高度な情報処理能力や管理・制御能力を持たせること

問合先:企画室
【電話】35-4834

       

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